10月末ごろ、ゾンビの特殊メイクを施した若者が、地下鉄の空いてる席にぼんやりと座っている私の前に座りました。
特別驚くこともない自分に驚きました。
ハロウィンか・・・とすぐに脳内に信号が送られるようになったのはきっとこの数年のことです。
ところが最近はそんな
“とがったハロウィン”ではなく、“地味なハロウィン”
がジワジワ浸透しているそうです。
わかりやすい過激な衣装ではなく、
例えば
「絶対に来たらあかんって言われたのに行ってしまった授業参観日の母親」
「美術館内で椅子に座っている人」
「試食をすすめるデパ地下の店員」
など説明がいるほど地味な仮装をするというのが
“地味なハロウィン”だそうです。
少し前、友人と子供の授業参観に参加した際、
友人が先生に「おや?ハロウィンですか?」
ってまじめな顔で言われてました。
ピンクの髪の毛にヒョウ柄の洋服・・・でも彼女は子供に、授業参観に来るなと言われたことはないそうです。
担当 福田浩子