面倒がらずに、自分にどんな選択肢があるか見渡してみる。
老後が心配です、と20代後半という若年齢の方でも心配されるようなこの頃。
公的年金の受給年齢も引き上げられ、老後の備えを促すニュースもよく見かけるからでしょうか。
若い方からの老後の資産形成についてどう考えたらよいのか相談を受けることが多くなりました。
◆資産形成についての基本的な考え方
資産形成について考えることに、早過ぎるということはなくむしろ、年齢を重ねてから急に資産形成をしようとしても、そう簡単にはいきません。資産形成には時間がかかるものです。それを急いでやろうとするとそれだけリスクが大きくなる傾向があります。まず基本的な対応として、資産形成の準備に早過ぎるということはないと認識されるほうがよいです。
◆みんな老後に不安を感じている!
実は、日本人のほとんどが老後資金に不安を感じています。株式会社クラウドポートが行なった「老後資金に関するアンケート調査結果」によると、85.7%が老後に不安ありと回答しています。20代のうちから老後のことを考えるのは賢明かと思われます。
◆貯畜と年金
上記の通り、日本人は老後に不安を抱えながらも、資金運用に対して非常に保守的です。同調査の「老後資金のために今準備していることはありますか?」という質問の回答を見ても、主な準備は「貯蓄」と「年金」です。しかし、昔と違い預貯金に利息はほとんどつかず、年金も流動的です。環境の変化にあわせて、資産形成の方法も見直す必要がありそうです。
まずはどのような方法があるのかを知ることから始めてみることが大切です。お気軽に弊社までご相談ください。
福田 浩子