野菜もとれて意外にヘルシーなメキシコの国民食
◆6月に旬を迎える食材
確かに、梅雨はうっとうしいものです。一方で、この時期に最高の味に到達する食材が「夏野菜」です。キュウリ、ピーマン、ナス、トマト、トウモロコシなどがその代表です。ビタミンC、ビタミンEやカロテンが多く含まれており、夏バテ対策に高い効果があるといわれています。
◆梅雨を吹き飛ばすタコス
この夏野菜を使ったおすすめの料理がタコスです。タコスは、ひき肉や野菜など、お好みの具材を皮で包み込んだメキシコ料理です。このタコスに欠かせないのがサルサソースですが、実は厳格なルール、レシピはありません。例えば、上記の食材を細かく角切りにして、オリーブオイル、レモン汁、おろしニンニクと混ぜれば出来上がりです。さらにひき肉やエビを加えても構いません。お好みの具材を加えれば良いのです。
◆こだわりのトルティーヤ
タコスには、トウモロコシを原料としたトルティーヤという皮を使います。原料が小麦のもありますが、これはアメリカに渡ってからの亜種です。トウモロコシのトルティーヤは、焼いたときの香ばしさが格別です。梅雨を乗り切るために、是非、自分流のアレンジを加えたタコスを食べてみてはいかがでしょうか。
〇トウモロコシの原産地は、メキシコなど中南米といわれています。本場の味を楽しみたいなら、ぜひトウモロコシのトルティーヤを試してみたいものです。
ネット通販で手に入りますし、トウモロコシ粉からの手づくりに挑戦してみるのもいいですね。
担当 久米