現在では当たり前になっている外食文化ですが、江戸時代初期まで食事は自宅で食べるものとされていた中、変化のきっかけはある不幸な出来事でした。
江戸の特色として「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉通り、江戸は大変火事が多かったようです。その中でも被害が大きかったのが明暦の大火(1657年)で市街地の大半ばかりでなく城の天守閣まで燃え、死者は数万人ともいわれています。災害後は町を作り直すため全国から大工、左官、鳶(とび)といった職人が江戸に集まりました。その多くは今でいう単身赴任で、食事をするのに困りました。それを解決するため屋台や飯屋が急速に発達し外食文化が築かれました。思いがけないことが変化のきっかけになることがあります。
良くない変化が起こったとき、損害を埋め合わせてくれるのが保険です。是非ご検討ください。
担当:松浦