雷が鳴り響く海にハタハタがやってくると言われています。
ハタハタにはいくつか漢字表記があって「鰰 」「鱩」などと書きます。魚へんに雷と書く理由は、冬の雷が鳴る季節に取れる魚だからです。雷が鳴り響くさまは「はたたく」とも言われていることから、ハタハタの語源の一つと考えられています。また激しい雷のことを昔は「ハタタガミ」と言ったことも語源に関係しているかもしれません。かつて乱獲があって漁獲量が激減したことから、秋田では92年から3年間禁漁にした苦い歴史があります。それだけ大切な魚だって気づいたということだそうです。
大切なものを守るために秋田の人たちは禁漁という代償を払いましたが、保険も大切な人、ものを守るための一手段なことを忘れないでほしいです。
担当:久米