家計の引き締めは「固定費」の見直しから 毎月決まって出ていくお金は圧縮できる?

20代の男性からの質問です。

家計を見直して貯金や投資に回せるお金を増やしたいと思っています。まずは、どこから手をつければいいでしょうか。ちなみに、私は節約が苦手で、手元にお金があるとつい使ってしまうタイプです。アドバイスをお願いします。

◆固定費から見直そう

家計には、固定費と変動費があります。固定費とは、住居費・光熱費・通信費・保険料など、毎月の支払額がほぼ一定の出費のことを指します。家計を圧縮する際は、この固定費から見直すのが効果的です。「固定」というと変えられないもののような印象がありますが、そんなことはありません。支出を減らすチャンスは、毎月のようにあるのです。

◆光熱費はどう減らす?

光熱費の場合、より安い電気会社の有無や、電気代とガス代をまとめられないかを確認します。契約アンペア数も、下げられるなら下げましょう。また、料金をカード払いにすると、ポイントやマイルが貯まる場合も。そうすれば、ポイントで生活必需品を買うことや、マイルで旅行に行くこともできます。同じ引き落としでも、口座振替にはないメリットですね。

◆通信費はどう減らす?

通信費は、スマホやネットの使用料がメインです。今の契約はどのくらい前に締結したものですか? 新しいお得な契約プランは、数ヶ月単位でどんどん出てくるものです。まずはスマホやネットの使用傾向を確認し、より自分に合った安いプランに変えましょう。ひと月500円、1000円の違いでも、その額を投資に回した方が有意義です。

上表は、(株)Money&You取締役でファイナンシャルプランナーの高山一恵氏による「理想の家計割合」を表にしたものです。このような割合を意識すると、無理なく生活を営みつつ貯蓄も可能という目安です。まずは、固定費がどのくらいかかっているか知ることから始めましょう。現状を正しく認識することが、将来の変化への第一歩です。

広報担当


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