日本国内で製造、販売または提供し、かつ、被保険者の占有を離れた財物を生産物といい、これに付随する包装・容器・表示ラベルまたは説明・警告書を含みます。
リスクの一例
製造・販売した自動車が安全性を欠いていたために、利用者がケガをした。
工事ミスにより設置工事をした看板が落下し、下に駐車してあった自動車を破損した。
成分配合を誤った国内向け化粧品がホームスティ先へのお土産として海外に持ち出され、使用した人の肌がかぶれた。*(国外流出生産物事故)
*国外流出生産物事故とは
生産物が被保険者以外の者(日本国内に住所を有するものに限ります。)により日本国外に持ちだされたことに起因して発生した事故。ただし、その生産物が輸出用製品(その構成部品・原材料を含みます)として製造、販売または提供されたものである場合を除きます。
ポイント!!
情報通信業、金融業、保険業等、一般に製品の製造・販売を行っていない事業者様や、事業活動の結果が対人・対物事故につながることが想定しにくい事業者様でも、事務所でお客様に提供するお茶などの飲食物や、配布するノベルティの生産物リスクが想定されます。
企業を取りまくリスクは様々です。
今回は生産物におけるリスクをお伝えしました。何が必要な補償で、どんな保険を契約したらいいのか?再度企業を取りまくリスクについて、保険の備えをチェックされませんか。弊社事務所、または担当者へお気軽にご相談ください。
担当 福田 浩子