村上です。
昨日、『お客様をがんからお守りする運動』全国代表代理店会議という会合に呼んでいただき、出席して参りました。
会議の内容は、3名の方の講演(それぞれ45分)をお聴きした後、感想など意見を述べあうというものでした。
講演をしてくださった3名のうちのお一人目は、実際に大腸がんにかかられて闘病されている池嶋さんという方が、患者さんの生の声をお話しくださいました。告知から手術を受けられ、人工肛門を造設されてオストメイト(人工肛門や人工膀胱を造設された方のこと)となられ、その後どんなご苦労をされているかなど、ストレートにお話し頂きました。池嶋さんが講演の最後に、伝えたいこととして『人は病気になるかもしれない。「まさか」は、自分におこります。見えないボーダーラインを超えたら、今の場所には戻ってこられないんです。』ということを、口コミでも良いのでお客様へお伝えくださいと語っておられました。
お二人目は、看護師の復職支援をされている、ご本人も看護師としてがん専門病院に勤務されていた塩津さんという方でした。実際に看護師として病院に勤務されている際に、家族と共に闘病されたにもかかわらず、がんの発見が遅かったために残念ながらお亡くなりになられた、お子様をお持ちの30代女性の方のお話などをしてくださいました。塩津さんは、がんにかかられた患者さんやご家族と共に、がんと闘われる看護師さんのお気持ちや、患者さんが亡くなられて心が疲弊する医療関係者のことまでお話しくださいました。また、『ヒトはいつか死ぬ』ということ、『ぽっくり死ぬのは難しく、ヒトが最後までどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生の幸せを感じられるか』について『ココロとモノの準備』ができるようにとのアドバイスをお話くださいました。我々保険販売に携わる保険代理店のメンバーに対して、お客様が健康である間に保険をおすすめし、もしもの際にも最後の最後まで充実して人生を送れるための金銭的な準備をサポートすべく、声掛けを怠らないようにとのお言葉を頂きました。
最後は、医療コンサルタントの村上賢二さんという方のお話でした。現代の医療政策の実態と、生活習慣病など現代人を取り巻く健康面での危機についてご講演を頂きました。
いずれのお話も、一秒たりとも聞き逃したくないとても重くて考えさせられるお話でした。
弊社ピースワンの、経営理念につぐ基本方針の筆頭に次の言葉があります。
『常に向上心をもって新しい知識と情報を吸収し、お客様に「リスクへの最適な備え」と、「より質の高いサービス」をお届けします。』
お客様に、がんやその他の病気に関する新しい情報を常にお届けする努力を怠らないことや、がん保険をはじめとする生命保険をご案内することこそが、保険に携わる私たちがなすべき使命であると改めて強く感じました。