150年というのは、日本に近代郵便が設立されてからの年月です。それ以前にも日本に郵便制度はありました。信書や金銭等を馬と駆け足といった交通手段を使い、輸送する人のことをいう飛脚もその一つです。しかしながら飛脚は日数も掛かり、値段も高かったようです。
江戸-大阪間を丸2日(廉価便は8~9日)で届ける仕立(チャーター便)は約140万円も掛かったそうです。その制度を「安くて速い」ものに変革させたのが、明治政府ができてから4年後の今から150年前のことでした。
安く・速くの考え方が今も生きているのは素晴らしいことで、今年の10月には「国際文通週間」ほか3種の切手が発行されますのでこの機会に注目していただきたいです。
保険制度も長い歴史がありますが、そこには安くて安心の考え方があります。自分なりの安心を是非手に入れてほしいと思います。
担当:松浦